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本から学ぶこと。 [2009年09月28日(月)]
この前買った『天の瞳』読み終わりました。
本当に、書きかけで終わっていました。
灰谷さんは続きにどんなことを書きたかったんだろう。
何を伝えたかったんだろう。
まだまだ続いたであろうこの物語が未完に終わってしまったのは本当に残念です。

100ページにも満たずに終わっていましたが、とても印象に残った台詞があります。

最後の場面は、不良少年にリンチされた少年タモツが、傷の手当てをしてくれた“青ポン”のじいちゃんと話をしているところ。
タモツは、中学校の教師に差別され、傷つけられたとじいちゃんに言います。
その後のじいちゃんの言葉。

「教師を見返すということは、おまえが変わることなのじゃ。
おまえの生き方、行動を変えることなのじゃ。
…(中略)…
くやしさの一つ一つを思い出してみなさい。
…(中略)…
人は感情の動物だから、まずは反発心が起こる。
行動に移せばそれは反抗になる。
ふつうは、そうだろう。
すべてのことは我が事だと考える癖を、日頃からつけておけば、ふつうに堕ちなくてすむ。
一段も二段も高い人間になるために、そして、より深い人間になるために、自分はなにをすればいいのか。
そう考える知性を残しておくのだ



うーーん…。
私は、こんなふうに考えられるだろうか・・・。

実は、今日も、職場でいやなことがありました。
腹が立って、ものの言い方がきつくなったり、不快感が行動に出てしまってた私。

いや。そうじゃなくて。
いやなことがあったら、自分もこんなふうに、他人を不快にさせてはいないだろうか?って、自分の今までの行動を思い返さないといけないんですよね。
腹が立ったからって、相手と同じことをしてたんじゃ、堂々巡りで物事がうまくいくはずなんてない。
分かっているつもりなんだけど…。

この場面は何度も何度も読んで、心に留めておきたいです。

今日の自分を振り返って、どうしてもこの本のことが書きたくなって、の更新でした。

この本を読んで、以前の「天の瞳」を読み返して、また印象に残った台詞がありますが、
それは、また今度紹介したいと思います。
『天の瞳』本当にいい本です。
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