私の所属しているオーケストラでは
来月29日に定期演奏会を控えています。
先日、アンコールで演奏する曲が発表されました。
しかし、私が予想していた曲とは違う曲だったのです。
今回のプログラムは「白鳥」でおなじみの
サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン」と交響詩「死の舞踏」、
そしてショパンのピアノ協奏曲第1番と
フランスの作品がずらりと並んでいますので
アンコールもフランスの作品でいくわけです。
「死の舞踏」にはハープがあるので
フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」の第3曲、
いわゆるシシリエンヌだろうと思っていたのです。
シシリエンヌ、といわれてもピンと来ないかもしれませんが
冒頭部分を聴いたら、聴いたことのある曲に間違いないからです。
最初は決定した曲に内心がっかりしましたが、
もし私が観客側だったら後者の方がうれしいかなと
事実を受け入れたのでした。 |