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大長文そのE「完全にゼロ」さらに続き [2008年05月12日(月)]
(続き)

これ(運動の消費カロリーでの減も、「減食」の効果と
して把握すべき理屈)を、屁理屈だ、と思う人の考えは、
おそらく次のような論拠。

それは、すなわち、

”消費カロリーの増を、
「それに対しての摂取カロリーの減」だと強弁してる
にすぎないではないか。
それは、どっちでも同じであることを、言い回しだけ
を違えて論理を逸らしている。
なんら、本質をついてはいない。”

なる論拠であろう。

だが、これも違う。

例え話ばかりで恐縮だが、

免許の点数制度というものがある。
一定の違反が累積された場合、免許取り消しや、停止の
処分が下される。
これは、当局は、「加点方式であって、減点方式と巷で
理解されているのは誤り」と言う。(HPでも)
だが、巷において市民が、「減点方式」と理解していること
には理由がある。
その理由とは、免許取り消しや、停止は、市民にとっては、
自己の不利益となるもので、不利益に結びつく事由は、
”減点”として把握されるのは、道理であるのだ。

そのように、私の理解によるダイエットの減点方式、
すなわたち
「摂取カロリー側の減」として把握されるべき、
にもしっかりとした理由がある。
それも、免許の点数のような「どっちでも実質同じ」
といわれるようなそんな理由ではない。

それは、
次のとおりの考え方です。

男女も別々、年齢も別々、身長も別々、
そして、もちろん体重も(笑)それぞれ別々。
さらには、生活強度も別々。
さまざまな、10人10色たる人々が、それぞれいろいろな
生活を送っている。

ここで、これらの様々な人間を50人ランダムに選び、
全員皆に一日当たり
同じ一定のカロリー(例えば、2,000カロリー)を
取らせて、一定の期間(例えば半年とか)それを続ける。

すると、ある者は体重が減り、ある者は体重が増える。
皆に同等のカロリーを与えているのに、なぜ、
体重が増える者と減る者がいるのか?
一体なぜなのかのは明白で、消費カロリーが
各々でまちまちだからである。
(ここまではきわめて当然)

この場合において、
何がもっとも、
各々の消費カロリーの多い、少くない
を左右しているのだろう?
私(ちゅか君)の説に反対な方にとっては、
実に意外なものが、それこそが最大の原因となっています。

各々の消費カロリーの大小をもっとも左右しているのは、
それは、各人の”体重”の大小です。

(ほーら、多くの人は、びっくりしました。そして、次の
瞬間、「そりゃ、そうだろ!、当たり前じゃん!、」と
なりました。お顔が目に浮かぶようです。。。
( ´_ゝ`))

つまり、同じ2,000キロカロリーを与えて体重が増える
のは、標準体重よりも体重が少ない人。
そして、体重が減る人は、肥満の人。
そして、肥満の度合いが大きい人は、大きい人ほど、減る
ことになる。

なぜならば、その摂取カロリーで維持できる体重というのが、
それぞれ摂取カロリーごとに決まってくるからです。
それは、消費カロリーというものが体重に比例するという
ことからの、至極当然の帰結。

人体の消費カロリーのもっとも大部分たる基礎代謝とは、
すなわち、36度超の体温×24時間×体重。
体重に比例します。
また、”運動”の消費カロリーですら、これも体重に比例する。

そうです。消費カロリーは、体重に比例する。
「×体重」で消費カロリーのすべて
(”ほぼすべて”、どころか、”完全にすべて!。
なぜなら、熱も動力も体重に比例とは、
まさしく”すべて”ではないのか?それとも、それ以外で
消費されるものが、他にあるというのだろうか?)
が把握されるのだから、
消費カロリーの大小は、まさしく体重の大小に
すべてが架かっている。

ならば。

消費カロリーが多いということは、体重が多いということである。
イコール、
体重を減らすという行為は、消費カロリーを減らすという行為に
に他ならない。

体重ごとの、消費カロリーの速見表というものがありました。
生活強度による差は、ごくわずか、数パーセント程度の違いが
あるのみで、
後は、消費カロリーは体重に正比例。

この表からも歴然で、
体重を10キロも、数10キロも減らして、なおかつ、消費カロリーが
減っていないということはありえないことです。

たとえ、運動量を、肥満時の何倍にもしたとしてもです。
運動の消費カロリーすら、体重に比例しているという厳然たる
事実の前には。

そうです。
体重を減らして、それなのに、消費カロリーが増えているという
ことは、これはありえないことです。
しかも、それは、体重をたくさん減らせば減らすほど、
不可能性は、どんどん高まるのです。

さて、これらの件から、どのように話がつながるのか。
つまり、
運動によって消費カロリーを増やした場合であっても、
それは、
「摂取カロリー側の減として捉えるべき」という僕の
主張とどう関連があるのか、と言えば。

上述のとおり、消費カロリーは、完全に体重にの大小に
左右されているという事実の前に、
「消費カロリー」を増やす、なる意図は、まったく意味を
なさない。
なぜならば、消費カロリーを増やすためには、体重を
増やす以外になく、
消費カロリーを増やすために体重を増やす、
ということならば、
そもそも体重を減らす目的からスタートした
話に矛盾してしまう。
あべこべの話になる。

ところが、その一方で。

消費カロリーをそれぞれ各々のものとし、
そして、
「消費カロリーに対して摂取カロリーを減らす」と
いう考え方をすべてに対して採用するならば。
これは、バラバラに考えずに済む。
あらゆる体重、あらゆる生活強度の人々について、
同じ言い方で統一的な話ができる。

そういうわけで、

体重を減らすための方法としては、
「消費カロリーの増」の考え方は、矛盾を生じ、
統一ができない面があるが、

「摂取カロリーの減」の考え方は、シンプルで
破綻がない。

したがって、「摂取カロリーの減」として、
すべてのダイエットを統一的に把握するという方法
をもっとも合理的とするのであります。

(つづく)
大長文そのD”完全にゼロ”続き [2008年05月12日(月)]
85.90。。。。
(2月頭の103キロから減量中。
昨日から、プラス0.95キロの増)

ふっ。
増えてますよ。
ゆうべ、「夜は抜いています」と書いたその後、
またまたやらかしました。
そうです。
キムチやナメコでビールを飲んだ後、
白飯その他を、思う存分おなかに詰め込んで
しまったのです。
( ´_ゝ`)

さらに、今日も。
朝昼は所定どおり抜いているのですが、
おすしを2カンだけ食べようと思ったら
結局1人前摂取し、
オマケに、揚げ物系もやや多めに摂取。
ダメだ。。。
緩めほぼ断食継続の計画は、もろくも挫折。
つうか、5月に入ってから、
麻雀ダイエットの3日間以外は、すべて
負けっぱなしじゃないか。
これではいけません。
明日から、今度こそ、やりとげますよ。

さて、今日のお話は、昨日の大長文Cの続き。

私(ちゅか君)が、
「運動の減量効果は完全にゼロ」と断定形で述べる
内容をご説明しているところです。

運動の減量効果は、「ほとんどない」ことは、
すでに、公的パンフにも、識者の著書にも明記され、
正しいと周知されているのですけれども、
それでも。
カロリーが消費されているのは実際に事実である以上
「完全にゼロ」とは言い過ぎではないか?
そういうご指摘への私(ちゅか君)からの反論であります。

そして、すでに述べていたこととも、重複する部分も
ありますが、順を追って再び述べたいと思います。

そういうわけで、続けます。

かつて、コメント欄からいただきましたご指摘で、
「運動をすればおなかが空くので、余計に食べちゃう」
などという”幼稚”な理論ではあるまいな、
という意味のことがありましたが。

早い話が、僕の主張の要旨はそのとおりです。
ですが、”幼稚”な理論では決してないと考えます。

先に引用しておりました2件の書籍、
「しなないぞダイエット」と、「男の低インシュリンダイエット
にも同様のことが指摘されており、
また、いろいろなパンフやサイトにおいても、
「運動したから大丈夫と言って、
少しでも余計に食べてしまえばなんら意味なし」
的ことが指導事項としてあげられています。

私の理解によれば。

摂取カロリーと、消費カロリーは、通常は(ダイエット時以外は)、
バランスしているものです。
消費カロリーに見合ったカロリーを摂取しなければならないのが
人間という生命体であり、
それは、食欲をフツーに満たす分摂取していれば、自然と
調整されるものです。

暑い夏になれば、多くの人は、食欲が減退しますが、
これは、気温が暑いために、一定の体温を保つ人体が、
自分の体内で発熱する分の消費カロリーが少なくなるため
です。
(この理屈は、周知されている。テレビでも指摘される
ぐらい)

従って、
「食事制限」「摂取カロリーのコントロール」を
「努めて」意識的に行わない限り、
運動その他でその人のそれまでの日常以上のカロリー
を消費したとしたならば、その分は、必ず”無意識”の
うちに、摂取カロリーの増加という形で補われ、
”消費カロリーの増による体重の減量効果”は、必ず
ゼロになるのです。

それならば。

ならば、摂取カロリーは普段どおりのままで、運動を
したらよいではないか、それならば、体重を減らせるはずだ、
というそういう話になりますが。

これは、確かにそのとおりです。( ´_ゝ`)

ですけれども、私(ちゅか君)の理解によれば、

この場合であっても、
運動の消費カロリーで体重を減らした、と
そう理解すべきではなく、

本来、消費カロリーの増に見合って摂取カロリーも
増にならねばならなかっとところを、
「努めて」「意識的に」摂取カロリーを普段とイコールに
調整したという、
そういう、「食事制限」の効果によって、体重を減らした
のだ、と、そう理解すべきなのです。
そうです。
これは、たとえ、摂取カロリーを減らしたわけでなくとも、
事実上の「減食」なのです。

このようにお話すると、皆さんは、
またもこれを、「屁理屈」と思われることでしょう。
ところが、そうではないのです。
( ´_ゝ`)

(続く)