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大長文そのG筋肉の件 [2008年05月13日(火)]
(つづき)

大長文も、いよいよ「そのG」まで来ましたよ!
ここまで長文をじっくりお読みになった読者の皆さんは。

まあ、私(ちゅか君)のことを、「トンデモ」だとか
「バカ」だとか呼んでいた方を含めて、

「もしかして、万事すべてがコイツの言うとおりなのかも
知れない。」

「ひょっとして、ひょっとして。
『トンデモ』であり、『バカ』であったのは、自分たち
の方であったのではないか?」

と、そろそろ、そう思い始めてきました。
( ´_ゝ`)
どうです?
自分が信じていた世界が崩壊していくという感想は、
いかがですか?
はじめは、非常に不安かも知れないですが、そうやって、
人間は賢明になり、進歩していくのです。
たかがダイエットの話題で(失礼)、これだけの体験が
できるなんて、カリスマのブログでなければ味わえない
ことですよ!
( ´_ゝ`)

さて、日中の大長文連続更新、さらに続けて参ります。
書きながら、文面の修正もやってますので、
大長文バックナンバーを最初から読み返すのも、
お勧めする次第。

次のお話は、ご質問ご指摘が多い「筋肉」のこと
です。

ダイエット(減量)のことについて、「継続は力なり」が、
非常に問題のあるデマであることは、先の「そのF」で
述べたところですけれども。

「筋肉」を増強させるという場合については、長期間かけて
日々の効果を累積させるという方法が不可欠な模様ですね。
これは、僕も否定しません。

というか、僕は、ダイエット(減量)のカリスマではありますが、
肉体鍛錬の方は専門外なのです。

そうは言っても、実は、肉体鍛錬には
まったく興味がない、わけではありません。
なにせ、
「ブルワーカー」(バネのついた棒状のトレーニング器具)
をここしばらく毎日やっているぐらいです。
ですので、このテーマについては、逆にむしろ、読者の方の
ご指導を仰ぎたいですね。

ですが、「体重を減らす目的で」、
「そのために、筋肉を増強させる。」というのは、
これは、誤りであるということは、改めて僕は強調します。

当ブログの3月12日からのシリーズでの記事で
すでに述べておりますことと重複しますけれども。

体重を減らすことと、筋肉を増強させることは、
これは同時にはできません。
かねてから、僕もそのように考えてきたのですが、
これは、肉体鍛錬に詳しい、その方面のマニアの方が、
初心者へのアドバイスとしておっしゃっている
ことと、一致しています。

分野がそれぞれ別であっても、
客観的で謙虚に、事実と理屈を
正しく把握して物を自分の頭で考えるという人は、
真実に必ず行き当たり、
そして、行く道が違っても、たどりつく真実は同じ、
という、そういう好例ですね。

繰り返しますが、
体重を減らしながら、筋肉を増やすということは、
これは同時にすることは不可能であります。

なので、
肥満でゼイ肉だらけの人が、スリムで筋肉が豊富な肉体
に変わりたい、という場合には、
まず、目標体重を何キロも下回るぐらいまで体重を減食で
落としておき、
そして、その後に、たくさん食べながら、トレーニングをし、
体重を増やしながら、筋肉をも増やす、と、
そういう2段階の方法しかないのです。

そして、これは、肉体鍛錬に詳しい、そちらの方面のマニア
の方が、初心者に指導することと、一致していることであります。

ここまでは、すでに、僕のブログで述べていたことと
重複ですが、この先。

筋肉を増やしたいという話は、これ自体はナンセンスな話では
決してないと理解しますが、
「体重を減らす目的で」となれば、話は別。

従来言われていることは、次のとおりの理屈です。

*************
筋肉は、消費カロリーが多いから、
筋肉を増やせば、消費カロリーが増える。
体重を減らすためには、消費カロリーを増やす必要がある
のだから、体重を減らすためには、筋肉を増やす必要がある。
従って、ダイエットのためには、筋トレは不可欠である。
**************

ん?どこかで、似た文章に見覚えがありますね。
( ´_ゝ`)
そうです、昨日書いた「そのE」で矛盾した話として言いました、
「体重が多ければ、消費カロリーが多い。
ゆえに、消費カロリーを増やすためには、体重を増やす以外に
ない。」
と、そっくりそのままのことです。
ゆえに、ダイエットのために筋トレ、は、そもそもから
言って、矛盾した話になります。

先に3月12日から4日間で書いたシリーズでも言いましたが、
さらにその又そもそもが、
この「体重が多ければ、消費カロリーも多い」という事実で
ある当然の話が、
それがゆがめられてスタートした誤解が、
「筋肉」がカロリーを消費し
体重が減るという理屈ではないのか、という危惧を、
私はずっと持っています。

「体重」と「筋肉」が置き換わって述べられたという誤り。
体重が多い=悪、カロリー消費=善、という決め付けが、
表現をゆがめてしまい、誤解がスタートした。。。と。

その証拠に、
「筋肉」がカロリーをより多く消費するという
話のデータなり、根拠なり、それを検証したものに、一切
お目にかかったことがないのです。
もし、筋肉がカロリーをたくさん消費するという
それが、本当に事実なのだとすれば、
筋肉がどのぐらい多ければ、どのぐらい消費カロリーの差
があるものなのか、それがあきらかに判明しているはず。
もし、そうならば、ずいぶんダイエット者の参考に
なるであろう。
身長ごとや、体重ごと、生活強度ごとの、カロリーの
早見表はすでに作られていていつでも参照できるが、
体脂肪率により、大幅に違うはずの、カロリーも
もし事実だというのならば、とっくに
早見表で表せられていなければならないはずである。
ところが、探してもそんなものは、出てこない。

やはり、これは、デマであったと、そう結論されてしまうわけです。

さらにまたまた。
(以下は、既出でない新しいことですよ。)

万が一、デマではなかったとしても。
筋肉の多い少ないによって、同じ体重であっても消費カロリー
が大きく違うというのが、仮に本当に事実であったとしても。

それでも、「体重を減らす目的で筋肉を増やす」は、
これもまた、ナンセンスの極みなのです。

次のことを考えてくだされば、理解されます。

身長は、個人差がずいぶんあるものです。
そして、身長あたりの標準体重は、早見表で表されて
いるので明白であり、もちろん、
身長によって、標準体重がずいぶんと違います。
標準体重の違いが大きいということは、
標準的な摂取カロリーというものも、身長当たりで、
ずいぶん全然違う、ということになる。
そしてこれは、実際に明白。

ならば。

「身長が多いということは、消費カロリーが多いということ
である。従って、体重を減らすためには、身長が高くなけれ
ばならない。
ダイエットのためには、身長を伸ばすことが不可欠である。」

と、そう結論されねばならぬはずである。
ところが、こんなバカな話をする者は、さすがいませんね。

身長は、個人差があって然るべきであり、「体重を減らす」
目的でそれをどうこう言ったりやったりするべきものでは
決してないからです。

これと同じ理屈が、
「筋肉」の場合にも適用されるべきなのです。
そうです。
筋肉量は、個人差がある。
そして、その個人差はあって然るべきものであるのです。
いかに、体重の増減をそれが左右するのだとしても、
(私は、それ自体がまず”否”と思っているのだが)
その意図で云々するべきものとは、違うでしょう、と。

(つづく)
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