こんにちはー
…で始まる時は、フツーの?お話です…
昨日何気に
を観ていたら、お笑いの
クワバタオハラの
かけた丸っこい方が、番組中
「着ぐるみのバイト体験」を
放送してました…、で。
あぁぁぁ…私も、
「着ぐるみ」着たことあるーぅ
…とつい思い出しちゃいました。
忘れもしない、数年前
本屋でバイトしていた頃の話。
絵本作家の
のぶみ(♂)とかなんとかいう人のサイン会を
やるとかで、突如絵本キャーンペーンを兼ねて
着ぐるみを
着て、お子ちゃま達
を呼び寄せようということに。
そして、何故かその着ぐるみの中身に
私が選ばれたのです…
--当日。
届いた着ぐるみは
「ノンタンといっしょ」の
ノンタンでした…
白い犬だか、何だかよくわからない白い生き物。
てか今もノンタンってあるんですかー???
私は、「もうなんでもいい、とっとと終わらせよう…
」とヤケクソでした。
しかし、ノンタンの頭を被ってみた、ら。
…っく、
くくくくくっ、くっせぇーーーっっっ
ありえない。
なんだこの、
人の汗と
アレと
コレと
ソレと、複雑に絡んだ
異様な香りは!
ノンタンの(着ぐるみの)
歴史を感じさせる
ニオイだった。
臭いも臭い、しいて云えば
ドブ臭い???
しかし…着るしかないので、
息をとめて頭をかぶって完了
ノンタンになった私は売り場へ出動した。
「………。」
着ぐるみって大変です…
どこぞのお子様に抱きつかれるのはまだいい?けど、
踏まれるわ、
蹴られるわ、
殴られるわで、スったもんだ!
中には
ぶっ飛ばしたくなるガキもいる…
顔を近づけて見にきて、
「あ〜!中に人入ってるぅ〜!!」という
こ憎ったらしい事を言うクソガキ…お子様もいれば、
「ノンタンだ〜」と近付いてきて、話し掛けてくれる
可愛らしいお子ちゃま
もいる。
「のんたん、○○ちゃんねー、きのうひとりでおしっこいけたよー」
-と報告しに来てくれる。可愛い
思わず
「あらそうなの〜エラいね〜」と話したくなるが、
着ぐるみは
しゃべってはイケナイと釘を刺されている為に、
一言も発せられず…
頭だけナデナデする。
しかし、横にいた広報担当の女性が、すかさず女の子
にこう言った。
「あのねー、このノンタンは口がきけないのよ」
「………。」
なんて子供の夢を壊すようなことをいうババァ
なんだぁー?!
こうして、一度に30分位?2度程の役目を終え、ノンタンの
頭をとった私の頭は
グッショリ汗だらけ。
あぁ…こうして、ノンタンの頭にはいろ〜んなニオイが代々染み
付いていって、この度の私の汗の結晶も加わったわけだ。
しかも、
化粧もほとんど落ちて崩れまくり。
世に出てはイケナイ面になっていた…
…しかし有難いことに、私の着ぐるみはとっても
好評で
売り場の色々な方々から絶賛されてしまった。
サイン会でいらしていた絵本作家の
のぶみとかいう男性も、
「貴女がノンタンだったんですね〜」と握手を求められた。
てか、私がノンタンじゃないから…
…悪い気はしなかった。
が、でも…でも、あんな
臭い!物かぶるのと、むやみやたらと
ガキ共に
殴られ蹴られるのはイヤだーーー!!
もう二度とやりたくないそんな苦い思い出です…