holistic homeostasis homeopathy(homeopathie)

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亜熱帯の大地に変わる時 [2007年08月19日(日)]
道路には陽炎が立ち上り、作物は日照り続きの熱波に耐えられず萎れてゆく。  
外気に触れた肉体は吸血鬼に血を吸われたかのように脱力に襲われる。
 日本では3日連続で40度を超える日が続き、脳みそは暑さでネガティブナ思考しかしなくなってきている。まさに”どんだけぇー”という感じだ。ん、最初この言葉をテレビで聞いたときは何って低俗な言葉なんだろうと思ったのだけど、ひょっとすると今年の流行語対象並に世間に浸透してきているのかもしれない。
 地球温暖化による気温の上昇に比例して円高なので南半球のニュージーランドへ移民するのもありかも。
 
   まぁ、それは置いといて、この暑さから逃げ出すようにいつもの図書館へと出掛け、 『不都合な真実 ECO入門編』 著:アメリカ合衆国元副大統領 アル・ゴアを借りてきました。
 地球温暖化を扱った大ヒットドキュメンタリー映画を本にまとめたものですが、僕が借りたのはECO入門編なので通常版よりも少し簡略化されてるようです。
 ぺらぺらと捲って見ると、文字数はそれほど多くは無いのだけど、少しばかり英訳っぽさが残っており、科学的な説明文に関する文章は読みにくさがありました。
 全体的には、地球温暖化の事実を示す豊富な写真とデータグラフや未来をシュミレーションした表などにより興味をそそる仕上がりとなっていました。

   科学者の中には地球温暖化や地球規模の環境問題に対して、人類の手によって起こったものではなく、地球や太陽などの星としての活動の一環として説明している人もごく僅かにいるようなんだけど、アル・ゴア氏はそんな現代科学文明が支える資本主義経済を擁護するような科学者たちの説を否定し、エコでロハスな生活による経済成長の持続可能な社会への移行を説いている。  個人的には、彼自身は京都議定書を批准せず独走するアメリカ経済や現アメリカ大統領に敗北したことに対する反発もあるだろう。とは言え、彼が地球温暖化対策の必要性を説いて廻っている本当の理由は次世代へ生きる全ての生命にとっての明るく暮らしやすい環境を残さなければと考えているところが大きいように思う。ページの終りがけにはお祖父さんになったゴア氏とゴア・ファミリーが笑顔で写っている。ちゃっかり孫のフィギュアを握りしめているその手からはそんな彼の思いが伝わってくる。


 読んでいて、地球温暖化について知らなかったこともいくつかありました。
 なんっと、北極の氷の厚さは平均して3メートルほどしかなく、今後地球温暖化が続けば、夏には北極の氷は全部溶けてしまい、北極の生態系は壊れてしまうとありました。
 先日、南極大陸を研究していらっしゃる東 久美子さんという方の公演を聞きに言ったときに彼女は南極ではドーム富士辺りでは最大で3000メートルほど氷の厚みがあり、そこを掘削することで何十万年も昔の地球の様子が分かると話されていたので、僕は北極なら陸じゃないからもっと深くまで掘削できるんなないかなと思っていたわけですが、からっきしそんなことは無理だったわけです。それしても、せっかく悠久の時をへて寒さに耐えられるように進化した北極クマもこんなところで全滅してしまうかもしれないと思うと、人類のデストロイヤーぶりには際限がない思いがしてきます。
 もう一つ、本書を読んで分かったことは、京都議定書に参加していないアメリカだけど、州や都市ごとでは京都議定書で定められていること以上のことをことを実施しているところが結構多く見られるということだ。環境問題を世界で始めて唱えたレイチェル・カーソンの思いを受け継ぎ行動している人々の存在を感じ、アメリカを見直してしまった。   

 本書では”私にできる10の事”として地球温暖化を防ぐために個々人ができることを上げている。省エネルギーの電化製品に交換しようとかほんとに実践しやすいことばかりが上げられているので10すべて実践できる感じだ。ただ、停車中はエンジンを切るという項目だけはこの暑さが無くともせっかちな日本人に実践できるか微妙である。正直僕も後ろの人に遅いっとクラクションを鳴らされそうな気がして躊躇ってしまう。う〜ん、ここがアメリカ人との行動力の差かな。
12:08 | この記事のURL
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黄昏の街角 [2007年08月18日(土)]
 日本全国晴朗続きで、肉体的にも農業にも問題続出ですが、そんな中夕涼みの街並みを撮ってきました。といっても、夕方になってもちっとも涼しくないですけどね。
 それでも黄昏時の青紫の夕日は心なしか涼しげな気分にしてくれますよね。
 
 にしても、写真で改めて見る は小さいっ
 
 

 

 

 
16:50 | この記事のURL
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顔ちぇきの次は空顔を [2007年08月12日(日)]
 前回、都市部の若者たちの間で流行しているという”顔ちぇき”なるものをやってみたんですけど、それと同じような”空顔”なるものの存在を知ったので早速やってみました。  
 顔ちぇきの結果はここ
 顔ちぇきの時と同じ写真で空顔を試してみたのですが、なんと結果は全然違っていました。
顔ちぇきでは福山雅治さん62%と言う結果だったのですが、・・・
空顔で芸能人男女では

 1位 沢尻エリカ 44%
 2位 前田 愛  42%
 3位 山田 優  42%
という有様でした。ちゃんと男女でやったんだけど・・・・

 空顔では外国の芸能人で誰に似ているかも分かるということで、そっちも試してみました。
 1位 リヴ・タイラー 37%
 2位 ジェニファー・ジェイソン・リー 34%
 3位 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ  33%
ってな結果でした。こっちもちゃんと男女でやったのですが、何故か男性は一人もいなかったという・・・(謎)。ちゃんとヒげを生やして撮るべきだろうか・・・・
理想としては、1位オーランド・ブルーム、2位 マッド・デイモン、3位 ヒース・レジャーが良かったなぁ(何を言い出す(゚Д゚ ))。

 さらに空顔ではアニメキャラで誰に似ているかも分かってしまうと言うことで、そっちもやってみました。
こっちもアニメキャラ男女でやりました。
 結果は
 1位 サムライチャンプルーのフウ 11%
 2位 ふしぎの海のナディアのナディア 2%
 3位 ワンピースのゾロ 1%
こんな結果でした。アニメキャラは%凄く低かったです。サムライチャンプルーってどんなアニメなんだろう

 顔ちぇきと空顔では顔ちぇきの方が実際の人物に近い有名人を導いてくれるような気がしました。でも、どちらも予想もしない結果が出てくるようです。それが面白いのかもしれないですねぇ。
 興味がある方は試して下さいな。顔ちぇきも空顔も携帯でしか出来ないみたいですけど。
11:21 | この記事のURL
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こんな歴史史観で考えた [2007年08月11日(土)]

 日本は世界で一番性に関するコンテンツが出回っている国ですからねぇ。
普通に書店でエロ本を立ち読みしている小学生がいるほどですし、男の子は子供の頃から性に関する認識が歪みやすい状態に置かれてしまっているんですよね。
日本は風俗が乱れてしまっているから、男性はしばしば自分の自制心を試されているんでしょうね。

 ところで僕の好きな歴史的な観点から見て、人類にとって元もと愛と性の認識は同一のものだったと考えています。
先史時代くらいまでは異性に対して好意とか愛という感情を抱き、生殖・出産は神秘的で聖なることだと考え、偶像を作り神に祈っていた。
人々はこの世のあらゆる現象は神の力が働いている捉えており、神々が人間に力を貸してくれるように神殿を建て神官が祈りを捧げていました。
青銅器時代に入り農耕が行なわれるようになると神殿に作物が保存されるようになり神官は権力を握ることになる。こうして権力を握った神官の中から神と同一か神に近い存在だと名乗る者が現れ、自らを王と宣言するようになる。
このように平等であった人類の中に権力を持つものが現れだし権力を持った人間が人間を超越した存在
であるといった認識が生まれだしたころより、今までの万物に神の力が働いているとの宗教観から人間は特別と考えるように変化して行く中で人間の意識の中に愛から分裂した性欲なるものが生まれたのではないだろうかと考えています。
このころの人類の意識の変化は神話の中からも読み取ることが出来ます。
ギリシア神話を歴史的に段階的に見ると、最初愛の神はエロスだけでした。それがやがてオリエントよりやってきたアフロディテ(ヴィーナス)が迎えられ、愛の神は二人になります。この愛が二つに分かれたことこそが人類の中で純粋な愛とは別の性欲の意識が誕生したことを意味しているように思います。
石器時代から青銅器時代に移り、武器が作られ戦いの中で権力は男の者となり、世の中の価値観も男性の手に委ねられ行く過程で宗教観・世界観の変化、肉体と精神の分離など様々な新たな意識が芽生え行く中で、愛から性が分離していったのではないでしょうか。
おそらく、人類の精神史的には肉体と精神は同一では無いとの認識が先に生まれ、続いて愛と性も全く同一ではないとの認識が芽生えてきたのだと思います。
 ただ、宗教的に多神教文化圏では肉体と精神が全く別々の物とまで言うようにはっきりとは分けられているという認識は無かったと思います。
 キリスト教やイスラム教のような善か悪かと言った二元論的一神教文化圏では肉体も精神も全てがはっきり別々の物として分けて考えるという特徴はあると思います。
 西洋文化の流れの上に立つ現代社会では物事を分かりやすく合理的に一つ一つ分けて考えることが一般的になっているように思います。この認識は日本でも同じで性欲・肉欲なるものは愛とは別だとの考えが当たり前になってきていると思います。さらにそれを割り切ったものと捉えているので風俗産業などアダルトコンテンツが社会で成り立っているのだと思います。
 特に日本では思想の統制などありませんから、人々は性に関する表現も自由であり、犯罪に結びつく思想を抱く者も多くなってしまう傾向にあると思います。

 長々とアンディさんの主題からいささかずれたことを書いてしまいましたが、歴史的に考察して根底には人間の驕りが性犯罪にも結びついているのだと思います。
 
20:34 | この記事のURL
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