アニョハセヨ〜
私は訪韓
の際、
行きも帰りもも
お土産が必要です。
帰りは、勿論
日本の両親や友達や同僚等にあてたお土産
ですが、
行きは
韓国の友人家族や知人にあてたお土産です。
これが毎回、シンドイんです
毎回毎回悩む、
韓国人へのお土産
今回はこのお話です。
韓国には
「お土産」に該当する言葉がありません。
お土産=贈り物(ソンムル)と一般的に称します。
なので、日本人の私達ほど、お土産に関する概念は
あまり存在しないか、意識が薄いものと思われます。
(
勿論そうではない方もいらっしゃいます。
稀ですが…)
この
お土産=贈り物というのも、ちょっとクセもんで、
贈り物であるという韓国人の常識上、
価格的に高価で
見た目に豪華なもの、といった感じなんですよね…
何処から買ってきたとか、日本の地方の何処何処の
限定とか、そんなの関係ねぇーワケなんです。
お土産=気持ち(マウム)という観念がどうも薄いか、
最初から存在しないらしい。
これを文化の違いというのかは謎であります。
勿論日本の
100円均一で買えるような、飴玉や
ふりかけや
味噌汁、ちょっとしたグッズなんかで喜んでくれる方も
いますし、レトルト商品なんかも人気があります。
韓国のカレーが、
マズイので…いや、種類が少ないので。
後は、日本茶や、梅干を喜ぶ人もいるようです。
しかーし、
見た目重視な方も結構いらっしゃるワケです。
要するに、日本でよくあるような箱菓子のクッキーだとか、
水羊羹とか佃煮だとか、チマチマしている(ように見える)系の
土産だと、あんまり喜ばれなかったりします…
因みに韓国では、このテの箱菓子系はあまり売ってません。
デパ地下等へ行っても、その種類も微々たるもので、
選ぶ余地さえありません。
せいぜいあっても、チョコの詰め合わせ、韓国餅の詰め合わせ等。
観光客用の箱菓子であれば、チラホラ見当たりますが、
それでもそんなに種類も豊富ではないのです。
ここにも韓国人がいかに、贈り物として箱菓子が妥当ではない
という考え方が念頭にあるような気がしてならない私。
それでも、何度か日本のブランド菓子(ヨッ○モッ○やユー○イム、
KI○A○HI等など)と云われる類の、包装も綺麗で豪華に見える
ようなお菓子をお土産に渡したことが有り…
パッと見は、「わぁ〜
」という感じで感激はしていた。
が、ここで一言。
「日本のお菓子って、包装がキレイね。」
…終了。
ここで日本人であれば、例え頂いたお土産が自分の好みの
ものではないとしても、礼節的に「有難うございます
」と
相手に感謝の意を伝えますよね。
しかし、韓国の各々方々は弱冠違う。
最悪、面と向かって
ぶっちゃけられてしまう事もしばしば。
『あまり美味しくなかった!』
『あまり甘いのは好きじゃない!』
『これよりも、○○(高価な電化製品や化粧品だったりする)
の方がよかったー!』
……。
流石にぶっ飛ばしたくなるんだなー
以前、食べ物ではないですが、日本では既に一般的な、
ブランド物の
タオルハンカチをお土産にしたことがありました。
が、しかし。
韓国では、
タオルハンカチは市場でも出回っていないので、
一般にも浸透してないらしく、モノをみた友人
曰く、
「この小さいタオル、どうするの」
と聞いてきた…。
アイオー
あまりお気に召さなかった上に、これは後から知ったのですが、
韓国人ってハンカチを持って歩く人自体、少ないんですよねー
それに、日本同様に「ハンカチ=別れ」を意味するのは共通のようです。
因みに、韓国人が喜ぶお土産で
代表的なのはコチラ。
日本製電化製品
(SONY製品、デジカメ、音楽プレーヤー、炊飯器
(特に象印が人気なんだとか…)など)
日本製化粧品
(主に資生堂・SK-U
DHC頑張れ…)
洋酒
タバコ
ちょっと変わりモノでは、
包丁。
日本のモノが優れているので、主婦層に好まれるらしい。
これらを普通に、
「買ってきて〜」と頼む奴らもいるって
いうから驚く…(しかも、
金払わない。←
贈り物だから。)
炊飯器に関しては、韓国の米
がどうにもこうにも
美味しく炊けないらしく、そこで日本の炊飯器を使えば美味しく
炊けるだろう!という考えっぽい。
確かに韓国のご飯は、べチャっとしてるのが多いんですけどね。
はて何故、
自国産の
米そのものの
質を問わず、
炊飯器のせいなんだろうか
なんとも、韓国人らしい考えだと思う…
そんなこんなで、韓国人へのお土産話、たらたらとAへ続く。