IMFとは
国際通貨基金のことをいいます。
1997年、韓国はたちまち経済大不況に陥り、IMFの管理下に
おかれる非常事態となりました。
これを韓国では
「IMF時代」といいます。
この時代は
2000年位まで続きました。
この間、各企業では大量のリストラがなされ、世間は
失業者に溢れ、IMFストレスだのIMF症候群だの、
社会心理不安状態にも追い込まれていた最悪な時代でした。
因みに韓国では、失業者のことを
「白手(ペクス)」と呼ぶ。
つまりは白い手、
何もしていない手という意味だそうです。
私が韓国に興味を持ち出したのは、丁度この真っ只中、
1999年位。
突如として、韓国芸能に興味を持ち(笑)、この当時観ていた
映像は1997年位〜のものが多かったのです。
初訪韓は2000年ですので、なんとか経済回復してきそうな
雰囲気の韓国になっていた頃です。
当時
を観ていても、その深刻さは感じ受ける事が出来ました。
何故なら、どんどん
番組制作さえも出来ない状況になり、
番組数が減っていくんですから…
K-POPSが当時大好きだったので、歌番組を一番よく観ていた
のですが、その歌番組さえも続行出来ない状況になる始末で、
その間何が放送されていたかと言えば、
MV(ミュージックビデオ)の
エンドレス…といった感じでしたね。
なんとか放送されていた
『人気歌謡』という、韓国では
超メジャーな歌番組があるのですが、当時の司会者の一人が
現在日本でも活躍してるっぽい(笑)、リュ・シウォン氏でした。
その彼が、番組終了時必ずこう言うんです。
「電気やガスの使用、交通手段には地下鉄を利用するなど、
日頃からの節約を心がけるようにしてはいかがでしょうか」
-という感じ。(苦笑)
アイドル歌番組の司会者が言う言葉とは思えませんでしたね
歌番組だけじゃありません。
その影響は、勿論映画やドラマ制作にまで及びました。
参考として、韓国ドラマ
『レディー・ゴー』ウォンビン、チャテヒョン、
チャンドンゴン、ユンソナ等の豪華共演陣、高視聴率をマークした
作品がありますが(日本では全然…だったけど)、これ
全8話ですよ。
韓国ドラマをすでに色々ご覧になっている方なら、ご存知だと
思いますが、高視聴率をマークしているドラマが8話ぽっちで
終わるなんて、韓国ではありえません…
韓国ドラマの1クールは約16話。
要するに、
半分で打ち切りになっちゃったドラマなんです。
理由は、
制作費がないから。
各スポンサーさえも、ヒーヒー言ってた時代、ドラマ制作への
出資なんて、とんでもない話だったワケです。
当時の裏話では、この打ち切りに相成って、あまりにも心残りで
悔しくて、スタッフと共演陣皆で、号泣したという話を伺いました。
忘れられないお話です。
やたらと長くなったので、続く…。
…と思ったけど、諸事情によりこれにておしまいデス
こちらにもアンニョンです
そうそう、大阪生まれ所以多少日本に精通してるところがあるかも、という期待もあるようですね…
軌跡を辿ってみたんですが、もんのスゴイ苦労人ですね、確かに。
韓国国民の支持の強さが、少し理解出来る部分はあるかも…
ちょっとカリスマ的な存在っぽいし。
学生時代だか反日運動にて牢獄入ってるんですよね…
まぁ若気の至りかもしれないですが、現在はどうなんだろう?とちょっと懸念する部分ではあります
2月着任式らしいですが、韓国も又変わっていくのですね…
本当に、誤解も偏見もなくなって、もっと純粋に友好が深まっていけばいいと…願うばかりです。
お互いに民間クラスでの日韓交流、頑張っていきましょうね