感謝しながら生きる [2020年01月02日(木)]
振り返る時間もなく迎えた年末年始。それでも
あんなこともあった、こんなこともあった、来
年はこんな年にしたいなーと何か抱負のような
物(例年年初だけ覚えていて後はすっかり忘れ
る)を考えなくてはとか、一応反省せねばなど
と思う。

何はともあれ、健康に大きな病気もせずに事故
にも合わずに乗り切れたことをありがたいこと
と実感し、直接間接的に自分を支えてくれてい
る人や物?たちに感謝したい。人間独りでは生
きられないのだから。職場で家でそして日常生
活の様々な場面で一期一会を繰り返しながら、
安全に生命の営みを続けているのは何て幸せな
ことなのだろう。(宗教じみてる?)

戦争もない、貧困もない、飢餓もない世界。親
が生まれ育ったのは終戦直後でこれらはすべて
現実だっだ。だから彼らは物を大切にし、食べ
物を粗末にしない。何もない苦しい時代を知っ
ているから。

何でも豊富にある時代に育った自分たちの世代。
この幸せと平和がいつまでも続くと思うのは奢
りだろう。与えられた生命を謙虚に大切に生き
る。そんな姿勢がきっと自分の幸せにつながる。
posted at 06:39 | Around 50's | この記事のURL
健康に楽しく生きる [2020年01月01日(水)]
一年の啓は元旦にあり。バタバタしたまま年末を
迎えゆっくり振り返るどころではなかったものの、
友人と大内宿&芦ノ牧温泉へローカル線で移動す
ることによってたっぷり時間はあり、数年間自分
の身に降りかかった様々な想定外の出来事を思い
出し、しばし内省すると同時によくぞ乗り切った
とほっとする気持ちにもなった。

いろいろ小難しいことを考えずに、健康第一、毎
日の生活や仕事、友人との語らいを楽しむ。その
場その場を楽しむ。そんなシンプルな発想が物事
がうまく回ることにつながるのではないかと考え
た。

仕事をこなすには健康な身体が必要だ。自分が楽
しんでいれば周りにもポジティブな影響を与えら
れるだろう。他人を気遣うばかりに苦しんでばか
りいてはいい人間関係も築けず、仕事もただ苦痛
になる。

この数年間十分苦しんだではないか。50歳を越
えいつまでも健康でいられる保証はない。

今を生きる、今を楽しむ。今年はそんな気持ちで
過ごして行きたい。
posted at 09:43 | Around 50's | この記事のURL
会いたい人 [2019年12月27日(金)]
忘年会もおおむね終わり、新年会の予定がばん
ばん入り始める。前職、今の会社で退職した元
社員、留学時代や大学時代の友達にフラメンコ
関連と交友が広いので予定が入り出すと週2回
ペースになる。ここに会社関連が入って来るの
でほとんど1月は埋まってしまった。

懐かしい人から連絡が来る。15年勤めたメー
カー時代に最後にペアで仕事をした後輩男子。
辞めてから何度か2人で飲みに行ったがいつし
か音信は途絶えた。7つ下だがもちろん既婚者
なので私から誘ったりすることは一切控えてい
た。

彼とは何を話すでもないが、いつまでも2人で
話をしていても違和感もなく双方めっぽう酒に
強いこともあって気づいた時は深夜を回ってい
たことも。阿部寛に似ているイケメンで身長も
180センチ近くあるので一緒に歩いていると
気分はまるでドラマ。

彼ももう43歳になったはず。いい歳だな、お
互いに。まだ今の会社に居るのかしら。久々に
会いたいなーと思いを巡らす。
posted at 22:34 | Around 50's | この記事のURL
クリスマス・エクスプレス [2019年12月24日(火)]
バブル時代に毎年放映されていたJR東海のクリ
スマスエクスプレスがYutubeに。山下達郎のク
リスマス・イブはこの時季聞くと誰もが恋して
いたあの頃を思い出す。

大学生だった当時、クリスマスと言ったらホテ
ルでのディナーなど世の中が浮足だち、バブっ
てた。派手な演出にお金のかかるプレゼントは
当たり前、何をもらったかで自分も値踏みされ
てる感じ。豪華ディナーもプレゼントも一度も
なかったけどー。

はて、ときめきとはすっかり遠い生活になって
早ウン年。世の中同年代(アラフィフ)の皆さ
んは恋なんかしているのかしら。好きな人でも
いれば毎日がバラ色に見えるはず!?

そんな感覚も正直遥かかなたに。人生リセット
したんだから、また恋でもしてみるか。
posted at 10:19 | Around 50's | この記事のURL
謙虚な気持ちで生きる [2019年12月23日(月)]
金曜から日曜まで職場、友人、家族と忘年会3
連続。今週もう1回と年末は温泉旅行で締めく
くり。飲みまくり。

飲みながらも1年の振り返りをしっくりと。友
人も私も今年は恩師や親しい友人を病気で亡く
した。メンタル面や苦しい病気による体調不良
が続く友人たちもいる。そんな中、友人は乳が
んをなんとか克服し健康な生活を送れるように
なった。私も仕事のバタバタは峠を越え精神的
にも穏やかな日々を過ごせるようになった。
渦中の2年前を振り返ると、お互いよくぞ無事
元気で生きていると、改めてありがたみを感じ
る。

昨日まで元気でも明日は約束されていない。不
慮の事故、突然襲って来た病魔や家族の不幸な
ど生身である以上、何が起こるかわからないの
もまた人生だ。

謙虚に生きるしかないのかなと思う。1日1日
を大切に。出会えた人に感謝して。生かされて
いる喜びをかみしめながら。50歳を超えると
人生の見方も大分変って来た。
posted at 06:43 | Around 50's | この記事のURL
人生ゼロリセット [2019年12月19日(木)]
令和元年あたしは50歳になった。半世紀も生
きてるといろいろなことが見えるように。20
歳過ぎてからの記憶は克明。28歳の男子部下
と日々接していると20代の頃の自分と50歳
の自分の感覚と自在に行ったり来たり。2人分
の人生を感じるような不思議な感覚に。二つの
世代に生きられる、年取った醍醐味かしら。

甥っ子は12月の誕生日で26歳に。俺もアラ
サーだぜ、のメッセージ。アラサー、アラフォ
ー、アラフィフ、そしてアラカン。50歳を超
えた時、何だかシーラカンスみたいな気分にな
ったが、超えてしまうと怖いものなし、そう、
100歳まで生きれるなら、それこそ気分をリ
セットしたほうがいいのではと思うように。先
の50年、健康で生き続けなくてはならないの
だから、社会人再スタートを切った29歳から
たった21年、先はまだまだ長いぞ。

でも究極は年齢とか経験何年とか、そんなの関
係ないのがいい。エイジレスな生き方、100
歳現役、それが理想。
posted at 06:33 | Around 50's | この記事のURL
斜陽を感じる [2019年12月16日(月)]
年末が近づいて来ると1年を振り返る。あんな
こともあった、こんなこともあった。暗い話ば
かりで申し訳ないが、付き合いのあった人が若
くして4人も今年は亡くなってしまったため、
突然訪れる死と言うものを意識するようになっ
た。

生を持って生まれた以上、いつか死ぬ。それは
大分先かもしれないし、明日かもしれない。自
分の寿命はそれこそ宿命で誰にもわからないの
だ。

誰しも死ぬ。それは一定の年齢に達すれば子供
だって知っていること。私だってそうだった。
だが、知っていることと現実味を帯びて来るこ
とと言うのに大きな開きがある。同年代の人が
この世を旅立つことで、明日は我が身かもしれ
ないと本気で感じる。

伊集院静さんのエッセーがベストセラーの上位
に入った。タイトルは「ひとりで生きる」。ま、
人間基本誰しも単体で存在しているわけだが、
ソロ化、高齢化が進む中で誰しも最終的にはひ
とりになることへの心の準備を説いているのか。

私は独身でも全然大丈夫だが、実は完全一人暮
らしの経験はない。留学時代も寮やシェアハウ
スで人の気配を常に感じながら生きて来た。今
も父と2人暮らし。同居人としていい距離感だ。
完全一人は寂しいので同居人でも募集するか。
posted at 07:04 | Around 50's | この記事のURL
父の決断 [2019年12月14日(土)]
何も用事のない週末は目覚まし時計はセットせ
ずに。自分の身体の状態に任せ起床。9時半近
くまで寝てしまった!ウィークデーは5時半起
きなのでやっぱり睡眠を求めてる。

ぽかぽか陽気で気持ちいいので自転車を走らせ
母の介護施設へ。比較的意識がしっかりしてお
り食欲も旺盛。施設の支払いや買い物も済ませ
帰宅。

ゆったりした気分で料理にいそしむ。クリーム
シチュー、もやしと椎茸の炒め物、ピーマンの
肉詰めにブロッコリーをゆでた後は、いただき
物の干物のみりん漬けをコンロで焼き、大根お
ろしを添える。大根の味噌汁も作ってヘルシー
な和食の完成。

急に弟が訪問。父の軽自動車が調子悪いとのこ
とで修理の手伝いに来た。今年80歳になった
父は週3日の介護施設通いのみ車を使用してい
る。弟からは高齢ドライバーになるので免許を
返納するよう何度かアドバイス。

ついに父は数十年乗った愛車の廃車を決断した。
他人を巻き込んだ事故を起こしては人生の後半
馬鹿を見るとの判断。正しい。

母の世話は間もなく3年。まだまだ続く可能性
が出て来た介護施設通い。自分たちの生活の優
先とバランスも考えるべき。それぞれが幸せで
なくては。
posted at 18:51 | Around 50's | この記事のURL
バブル入社組の責任 [2019年12月13日(金)]
昨今電気や銀行を中心にバブル期入社で現在50
歳前後となった大企業のボリュームゾーンに対
して早期退職を中心とする大リストラが始まる
との記事を毎週のように目にする。以前も書い
たが、この議論は私が勤めていた大企業でも10
年前から繰り返されて来た。

まず、自分自身のキャリアに対して責任を持つ
べきだ。居座れば何らかのポストにありつける
時代は大昔に終わっている。技術や知識を磨か
ず何となく日々過ごして来た人には厳しい現実
が待ち受ける。守られた大企業の外は生き馬の
目を抜く競争社会だ。ましてや外資系での評価
は厳しく1年で首になる。

下の世代への責任もある。何を残してあげられ
るのか。自分の面倒も大切だが、ここまで生き
て来た以上次世代に対してどんな手本を示せる
か。今年27歳の男性部下を採用した私は時代
の異なる彼が確実に生き残れるよう、普遍的ス
キルを教えようとしている。

現在勤務する米石油大手は140年の歴史のあ
る大企業だ。去年就任したCEOは社員に問いか
ける。あなたは明日の未来構築のために何をす
るのかと。本国から私宛に年明けのビジネスミ
ーティングで流すビデオ参加への依頼があった。
私自身、何ができるのか、真意が問われる。
posted at 07:14 | Around 50's | この記事のURL
人生に終止符を打つ時 [2019年12月12日(木)]
私は100歳まで生きる気満々なのだが、先週
メーカー時代に最後にお世話になった女の先輩
が50代半ばで旅立っていた事実を知り、人と
して生きている上での終わりが来る時について
考えざるを得ない。

退職後もメーカー人事のつながりは深く、広範
なネットワークでつながっており情報が飛ぶの
は早い。彼女の訃報の知らせが遅れたのは、も
ちろん彼女がひっそりと旅立ってしまったから
だろうが、独身でありご両親も高齢であったこ
とより会社関係者への知らせまで手が回らなか
った事実もあろう。

自分だったらどうするだろう。癌で余命告知を
受けた時、わざわざあと何年なの!と明るく伝
えらるだろうか。別れが近づいて来たので会っ
ておきたいと言えるだろうか。そもそもそんな
余裕はなく闘病生活でげっそりするのだろうか。

考えても仕方ないけど、私はしっかり心の準備
をしてお世話になった人たちにありがとうと言
ってから旅立てるといいなと思う。

そんなのきっと理想でしかなく、今も闘病に苦
しむ人たちは今日1日が精いっぱいなのかもし
れない。
posted at 06:45 | Around 50's | この記事のURL
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