スペイン国立バレエ団 [2018年10月20日(土)]
数年ぶりにスペイン国立バレエ団の公演を見に
上野へ。アントニオ・ナハロ演出の舞台は初め
て。生で彼を見れるかしら。

静と動が巧みにクロスする演出。幕開けは音な
しのクラシコ・エスパニョール。衣装もまるで
18世紀の宮殿のよう。脚を交差させながらの
ステップは圧巻。

続いてマントンのソレアは荘厳な教会のような
雰囲気。ソリストが巨大なマントンを巧みに操
りフラメンコの王道、ソレアを踊りきる。男性
ソリストの舞踊は再びクラッシック。素晴らし
く正確なサパテアードにお客さんも興奮。

休憩を挟んでのアレントはモダン。カスタネッ
トを演奏しながらの高速舞踊は圧巻。1人1人
のレベルも高く見た目も美しい選び抜かれた集
団による群舞。あれだけ合わせるにはどのぐら
いの練習が必要なのだろう。

期待を裏切らないスペイン国立バレエ団。お客
さんはフラメンコレッスン生ではなく圧倒的に
一般のバレエかクラッシックファンだった。
posted at 20:51 | Spain | この記事のURL
人生は巡礼の旅 [2017年08月03日(木)]
いつかこの足で歩いてみたいスペイン巡礼の道、
サンチアゴデコンポステーラ。スペインのみなら
ず欧州各方面から張り巡らされた道順は一つでは
ない。日本では数少ない専門書に目を通しつつ、
スペインに思いを馳せる。

週末母が病院でつらそうにうなっていたので心配
で平日も足を運ぶ。この3か月ですっかり日常と
なった病院通い。平和な日常は病魔に奪われ、日々
母のいない家に戻るのは寂しい。

病院に向かう道すがら人生は修行の道とふと思う。
つらい仕事、つらい人間関係、つらい出来事。決
して楽しいことばかりではない。だからこそ、楽
しかった時は輝きを増す。

到着すると母が笑顔で迎えてくれる。言葉は出な
い。じっと目を見て大宮の祭りのこと、花火大会
のことなどわたいもない話をする。母はすぐに眠
りについてしまう。涙がこぼれる。こんな状態に
なってしまうなんて。

二度とは戻らない日常。母は死ぬまで病院のベッ
ドに張り付け。それでも笑顔と言う感情が残った
だけまだいいのかもしれない。自分を慰めつつ、
夏空寒い夜道を自宅に急ぐ。また涙がこぼれる。
posted at 06:40 | Spain | この記事のURL
西班牙市場@西川越 [2017年03月20日(月)]
天候に恵まれた3連休。最終日は友人を誘い
三井アウトレットパーク入間へ。同じ埼玉県
内とは思えぬ遠さ。いちいち池袋まで出て所
沢経由でバスを乗り継ぎやっとこさ、到着。
大賑わいのアウトレット、短時間の吟味の末
グレーのシルクのカーディガン1点、お買い
あげ!3着目、同ブランドお気に入りの品。

買い物後、向かうは西川越のスペイン料理店。
ひさびさだわ〜。3年ぶりぐらいかも。この
店はガウディの建築を模した見事な装飾が見
物。食事も素晴らしいが雰囲気も抜群!なの
であった。前菜盛り合わせは美しい〜!!ム
ール貝の貝殻の上にひしめく10種以上のピ
ンチョス。2品目はマッシュルームのソテー。
うめー。パンに汁をたっぷり。ガスパチョは
冷製の胃休め、最後はスペインのコンクール
でも優勝したパエジャ。幸せじゃー。サング
リアをピッチャーでがぶ飲み。

カプチーノは静かに2階席で。見事な店内の
装飾全貌を楽しむ。ここはまさに埼玉のスペ
イン!!あー、スペイン、行きたいわー。
posted at 21:49 | Spain | この記事のURL
アルハンブラ [2016年01月23日(土)]
さすがにハイペースでワイン1本飲むと翌朝
残る。おまけに木曜日腰を使った練習を散々
やったためすごい腰痛。身体に鞭打ちつつ
12時より自主練。後、友人が通うスタジオ
のライブを観に西日暮里アルハンブラへ。

店内女子で満席。サングリアをぐっと一杯。
14時からのステージは全8曲。バリエーショ
ンも豊富で見る者を飽きさせない。すごい
うまい人が何人かいた。聞くと各種コンク
ールに出たり渡西を繰り返してプロを目指
しているとのこと。素敵なステージに刺激
を受ける。

睡眠不足でもあるため早めに地元に戻る。
天ぷらが無性に食べたく1人てんやで早め
のディナー。オールスター天丼に。オール
スターって誰?答えは、海老、いか、ほた
て、れんこん、舞茸、いんげん。これがオ
ールスターか。などとかみしめながら食事
を楽しむ。1人飯も落ち着いていい。
posted at 18:59 | Spain | この記事のURL
神谷町タブラオ [2015年05月19日(火)]
4月より勤務を開始した会社のファイナンス部
長がフラメンコギターを始めたとのことで意
気投合。会社帰りに神谷町駅直通のタブラオ
にて待ち合わせ。

う〜ん、間違いなくフラメンコ玄人のいない
店。フラメンコを初めて見に来たという老夫
婦など客層は一般客70代。私たちの若さ?が
際だつ。面倒なので前菜、サラダ、お肉にパ
エージャのコースメニューにする。飲み物は
ビールで乾杯後白ワインボトル、最後にスパ
ークリングワイン。

踊りはわざわざ見に行くレベルではない。ま、
仕事の飲みだからいっか。途中フラメンコの
解説を交えつつ、処世に関する話題に耳を傾
けるgive & takeの会。職場の同僚の男性とど
ういう関係を築くか、前職の失敗を念頭に置
きつつビジネスディナーを楽しむ。
posted at 23:09 | Spain | この記事のURL
スペイン灼熱の午後 [2014年11月06日(木)]
逢坂剛さんの小説の2冊目、スペイン灼熱の
午後を週末より読みふける。ストーリー設定
と展開が過激なのであっという間に進む。

直木賞を受賞したガディスの赤い星とモチー
フが似てるんだけどこの作品を書く2年前の
作品とのこと。構想、展開ともにブラッシュ
アップしたものがガディスの赤い星というわ
け。

スペインで消息を絶ったとされる祖父の生存
情報に基づきスペインに無言で旅立った父を
追うカメラマン師岡のストーリー。内戦勃発
時のスペインの政治そして独裁政治に酔狂す
る人々の生き様がドラマチックに錯綜する。

最後はその複雑な血縁関係が明らかに。なぜ
かここは子を宿す力のない男と奔放な女性関
係というガディスの赤い星と同じオチなのよ
ね、、「え〜、まさか!」みたいな驚きがエ
ンタテインなのは確か。
posted at 18:50 | Spain | この記事のURL
銀座 Pais Vasco [2014年10月28日(火)]
元会社後輩男子のお誘いで最近会社を辞めた
エンジニア男性と3人の飲み会。イケメン2人
とのディナーにわくわく。

スペインはバスク地方の微発砲ワインが有名
なこのお店。迷わずいただくことに。フレッ
シュ過ぎてこれではまるで水。何かに似てる
と思ったらポルトガルのVino Verdeよね〜。
生ハム、タパスなどをつまみに会話と酒中心
の会合。

この飲み会を聞きつけ、半年ほど前に退職し
起業したやり手男性もジョイン。彼は弁護士
を辞めてサラリーマンに転職し、会社を立ち
上げた異例の経歴の持ち主。すでに某最大手
の小売り店との取引を開始しているとのこと。
やるね〜。ちなみに彼はサラブレッドである
ことに加え、身長は180ありイケメンなのだ。
世の中、与えられた人っているのよねー。

仕事もできて見た目もいい男たちはビジネス
の話で大盛り上がり。もちろん3人全員既婚。
私はお母さんみたいに彼らを見つめている。
posted at 22:35 | Spain | この記事のURL
ガディスの赤い星 [2014年10月14日(火)]
逢坂剛さんの作品、ガディスの赤い星を読ん
でいる。もちろんフラメンコの踊り手として
ガディスの地名に反応しない人はいないし、
直木賞作品であることも期待を膨らませた。

銀座の楽器店のPRマンがクライアントからの
依頼で盗まれたギターを取り戻すためにスペ
インまで追うストーリー展開。東京の老舗タ
ブラオやギタリストの生活ぶりなどフラメン
コに通いつめていないと書けないリアルな内
容に仕上がっている。下巻はついにスペイン
へ。マドリッドやグラナダの街中、そして汽
車やバスの移動手段は3度訪れたことのある
私にとって、あの辺だなとシーンを描かせる。
グラナダの洞窟に監禁されたシーンはアルバ
イシン深くさまいかなり怖い思いをした自分
の経験にも重ね合う。

独裁政権に対抗する過激派という政治絡みの
話でもあるんだけど、ドイツのヒトッラー、
イタリアのムッソリーニ、そしてスペインの
フランコと時代が求めたリーダーが独裁者だ
った時代があったのだと思う。混迷の時代、
人々が求めるのは独裁という狂瀾か。
さあ、結末やいかに。
posted at 22:12 | Spain | この記事のURL
スペインバルセロ@大宮 [2013年12月28日(土)]
NY帰国後もまだまだ続く忘年会。本日は元会社
の人事仲間S女史とともに地元大宮では人気の
スペインバルセロにて女子飲み。

退職後半年が経過しているんだけど不思議と全
くブランクを感じさせない会話。まるで会議室
ごと酒場に移動したみたい。しょっぱなから諸
々人事系話題で大盛り上がり。

まずはカバにて乾杯。前菜の盛り合わせ、マッ
シュルームのアヒージョなどの定番を。酒のつ
まみとしてグッド。続いてハウスワインを飲み
つつ桜えびのパエジャ、茄子とアボガドの焼き
もの、枝豆を追加。ボトルワインもあっという
間に飲みほし再び私はスパークリングワインへ。

すでに3つほど元会社の新年会が入っているんだ
けど彼女からも某著名女性部長を交えた飲み会
のお誘いが。退職後に広がる人脈。人の縁とは
不思議なもの。
posted at 22:28 | Spain | この記事のURL
バル・デ・オジャリア [2013年12月12日(木)]
前職の人事で仲間でフラメンコつながりでもある
後輩女子とコリドー街のスペインバル、オジャリ
アへ。その名の通りおじや、そしてシェリーの世
界では第一人者であるバーテンダーで有名なお店。
期待大。

まずはバルなのでビール。タベログでとってもお
いしそうだった前菜の盛り合わせとともに。チョ
リソー、スペインオムレツ、ピクルス、パテなど
おつまみにぴったり。トリッパのトマトソース
も本場仕込み。カバ、白ワインと追加。お食事に
シーフードオジヤ&マッシュルームのオイル焼き。
もちろん仕上げにシェリー酒。

人事の変革は相変わらず続いており、後輩君たち
のストレスも相当とのこと。今は社外の人となっ
た自分にこうして相談に来てくれる後輩の存在は
とても嬉しい。
posted at 23:43 | Spain | この記事のURL
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