ランカウイで5日過ごした後はKLことクアラルンプールへ。
KLは東南アジアでも有数の都市と聞いていましたが、タケノコの様に超高層建築が立ち並ぶ広州を見慣れた目には、それほどでもありません。でもお洒落なカフェがそこここにあり、どこに行っても
英語で不自由することもありませんので、西欧化と言う意味ではかなり進んでいます。
KLの誇るペトロナス・ツインタワー。
右の写真、歩道のほぼ全てを巨木が塞いでいました。背後にはツインタワーが。
ランカウイは観光の街とはいえ物価は安く(免税特別区)、どのタクシーの運ちゃんもほのぼのしていて、不当な値段を言われたことは一度もありませんでした。
一方、KLのタクシーの運ちゃんはちょっと気が抜けない感じ。
さりげなーく遠回りしたり、メーターを使わずに事前交渉で値段を決めたり(結局渋滞にはまり損していたのがお茶目でしたが)。ツインタワーでランチを食べるつもりが、つい運ちゃんにそそのかされ行き先変更、結局連れて行かれた先は結局出発地のホテルの近くだった、なんてことも。
といっても『100円多くせしめたろ』くらいの可愛いものです、危ない訳ではないのでご安心を。
ちなみに運ちゃんにそそのかされて行ったところですが、ドローカルもいいところ、近くのスピーカーからお昼の礼拝のコーランが朗々と流れる中(注:マレーシアはイスラム教国です)、ジモティーがマレー料理の
カレー煮込みとご飯をを素手で食べてるような店で、パパも子供も茫然自失。結局また別のタクシーに乗りツインタワーへ向かったのでした。
ドローカル食堂のとなりにあった果物屋さんです。南国の香りいっぱいのフルーツ達。
やっと着いたツインタワー内で昼食後はタワー内の水族館へ。
写真はもっともフォトジェニックだったお二方です。
先ほど書いた様に、マレーシアはイスラム教が国教で国民の大多数がムスリムです。ランカウイにもムスリムの新婚さんがちらほらいました。
女性の服装(露出度)は様々ですが、スカーフで頭髪を隠す一般的なスタイルから、顔だけ出して体全体を覆う人や、黒装束で顔も
マスクで覆った人、更に黒手袋までして完全に肌を見せない人も。
レストランにて、黒装束で顔を覆った女性が、器用にフォークで切り分けた食べ物を
マスクの下に運び、こっそりしずしずと一口ずつ食べる仕草には思わず好奇心でちらちら見てしまいます。
そんな中で私達が最も興味津々だったのは入国審査。
注意深く列を見守っていると、係員がパスポートとの照合をするわずか2秒間程だけ、ひらりと
マスクを上げて顔を見せていました。珍しいものを見ることができて、流れ星を見たようなラッキーな気分になりました。
水族館内のピラニアの水槽前にいた
ベビーカーを押す女性。
パッと見、ハロウィーン?と思ってしまいませんか?
そんなイスラムな国ではありますがやはりアジア、中国の影響は色濃い訳で(国内の富裕層の多くが華僑です)春節ムードはマレーシアでも満喫したのでした。
中国獅子舞、舞獅(wu3shi1)コレクションで〜す。
左から、出発当日朝の広州のアパート、ランカウイ(プールサイドで昼寝してたら獅子に起こされた)、KLのホテル。