本日紹介する本です。
華恵さん著の「ひとりの時間」です。華恵さんは現役高校生なのですが、もうすでに本を3冊も出されています。この本は華恵さんの中学3年生の1年間の日常の出来事をエッセイ集としてまとめた本です。とにかくすごいと思うのが文章力です。ひとつのお題についてここまで掘り下げて書けるのってすごい!自分のことだけでなく周りの状況も丁寧に書いているのでその様子が想像できるんです。この本を読んで華恵さんって素敵だなと思うのは、やはり感性です。今時こんな人いるんだろうかと思うぐらい好きなものが
はっきりしててかっこいい!と思いました。流行のものに飛びついたりせず自分がいいものをいいと言えるそういう中学生ってなかなかいないですよね。結構私と考えが似てるなと思うところもありました。これって私の精神が中学生なのか?それとも華恵さんが大人なのか?
私のこの本で好きな話は嵐の夜にラーメン屋に行く話と音楽の選択授業で老人ホームに行って歌を唄う話と湯河原にロッククライミングに行く話が好きです。
今もWEBちくまにエッセイを連載中なのでまた本になるでしょう。華恵さんがどういう女性になっていくのかすごく楽しみながら読めそうです。また次の本の楽しみが増えました。
華恵さんの文章を読んでいると、本当生まれつきの才能なんじゃないかと思います。
最近、華恵さんが小学生(!)の時に書いた本を読破し、今別の本を読んでいます。
今週末に紹介できればと思います。
華恵さんの周りの人もすごく素敵な人ばかり。こういう人に囲まれたからこそ素敵な華恵さんになったんじゃないかなって思います。