友達からの連絡があった。
彼女の旦那さんが、無事に日本人になれましたとの連絡でした。
彼女の旦那は、元フランス人。
父も母もフランス人という生粋のフランス人。
目は青みがかったブラウンで(色が混じるの彼の目で初めて知った)
髪は金髪、そりゃもう見た目完璧おフランスの香り漂う外国人。
なのにこの元フランス人の旦那、フランス語が苦手
フランスで産まれて、すぐアメリカへ行った後
日本で育ったため、日本語は堪能というか母国語感覚。
英語は日常会話程度できるけど、仏語は本人曰く
「幼児並み」だそうだ。
さぞ両親は悲しんでいることでしょう。(そうでもないかな?)
そんな元仏旦那は、日本在住30年のせいで
考え事も日本語だし、考え方も日本の男。
派手な外国人外見だというのに、中身が完璧な日本人のため
今回帰化が認められて、「最高に幸せ!」とのたもうた。
そうか?そうなのか???変なヤツだが面白い旦那なので
まあいいんじゃないでしょうか
何年かに1度の、パスポートだのビザだの在留資格だのの
手続きから開放されて、本当に幸せそうなんだな〜。
携帯にきたメールにも、日本のパスポート写真が添えられていて
浮かれぶりが伝わってきましたよ
もっと早く帰化するつもりが、日本ってやっぱりそこらへん
すごく煩くて難しかったんだそうだ。
そりゃ浮かれるよな〜〜〜。
とにかく、こんな日本なのに
日本人になれて喜んでくれる人がいて
もしかしたらまだ日本って、捨てたものじゃないのかなあ
なんて思わせてくれる出来事でした。
彼と彼女と、2人の子供達の幸せを祈って...