実は私、Rくんママのことは、
きっと、私と同じような病気(心療内科、又は精神科の病気)だろうと思うと、
(その時点では、私の想像の範囲でしたが)
なんだか、事務的に片付けるのは、とっても気の毒なような気がしていました。
でも、普通に考えると、他の保護者の皆さんに納得してもらわないといけないので、
一応、他の役員さんには
「Rくんのママが、体調があまり良くないそうで、役員が出来ないと言われました」
と話したら、
「でも、みんなの前で、自分の口で説明してもらって、みんなに納得してもらわないとね。
役員の一存で決めるわけにいかないから」
と言われました。
はい・・・ごもっともですね
仕方がないので、今日の帰りに、R君ママをとっ捕まえまして、
事情を説明し、
「明日、Rくんママから直接、皆さんに話をしていただけませんか」
とお願いしたら・・・・・
泣かれてしまいました・・・。
結果から言ってしまいますと、
私が思っていたとおり・・・というか、
それ以上の、かなり重いメンタル的な病気をお持ちでした
なんでここまで話してくれたかって、
・・・それは、私もカミングアウトしたからですよ、
「私も軽鬱で心療内科通ってるんですよ」って・・・
だってさ・・・そうでもしないと、
R君ママ、ただ泣いてるだけで、何にも話が進まないんですもの
それで、
「みんなの前で説明するぐらいなら、役員やります」
とおっしゃるので、
病気のことを考えても、それはちょっと大変すぎると思い、
「うちのクラスのお母さん達は、そんなに責めたてるような人たちじゃないし、
肩肘張らずに、体調不良で出来ません、申し訳ありませんって、それだけ言えばいいんだよ」
といったのですが、
ま・・・しばらくは、ご自身の中で不安があったのか、
子供のこと、家庭のこと、いろんなことを口にしながら、ずいぶん泣いてらっしゃいました。
仕方ありません、不安で仕方がなくなる病ですので、
泣きながらでも、よくお話してくださったと思います。
そのあとも、子供の話など、色んな話をしましたが、
メンタル面の病は、やはり・・・難しいですね。
最後には
「自分でちゃんと話します」
と言ってくれました。
でも、ちゃんと説明できるか、心配ではあります、もちろん。
なんかね、一般的に見たら「余計な心配」と言われるようなことを、死ぬほど心配してらっしゃるので
(「死ぬほど」というのは、大げさではありません。本当に・・・
)
「大丈夫だからね。私は分かってるから。先生も分かってるから。」
という話はしておきました。
私自身もメンタル面の病気をもっているのに、人のメンタル面の心配してる時点で、
私自身の意識がダメなんですが
(自分の病気を治そうとしていない・・・という意味で)
やっぱり、きれい事じゃなく・・・
自分と同じような病気で悩んでいる人がいたら、
簡単には片付けられないですよ。
だって、「たかが役員」かもしれないけれど、
その人にとっては、物凄い負担で、死ぬほど悩むかもしれないんですもの・・・。
同じような病気だからこそ、その深刻さが分かってしまうんです。
明日が終われば、私も気が楽になるかな・・・
何事もなく終わりますように・・・。