今をさること15年前、新婚時代に夫がつけた愛称はラビ村らび子=B一体、何者!?と思わせるその名前、実は私が大のうさぎ=ラビット好きだったからという、ただそれだけの理由。
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都中の男を魅了した女オウドン〜歴史の中の真実・語られなかった想いがあります〜 [2013年02月19日(火)]
また、やってしまいました。

 何と書きかけの記事を飛ばしてしまいました。

 昨夜、やっと新作の下書きが完成しました。

 これから、いつものように校正作業に入ります。

 今回の作品は続き物の第二話ですが、

 これを書きながら、ある人物のことを思い出しました。

 正確にいうと、思い出したというよりは、その人のことをイメージして

 書きました。

 少し前、私が大きな影響を受けた韓流時代劇の名作王と私

 をご紹介したと思います。

 あのお話にオウドンという女性が登場します。

 王と私では陥れられて悪女に仕立て上げられたとされる

 廃妃ユン氏の夫成宗王ソンジョン

 愛した女性ということになっています。

 現実に成宗とオウドンが愛し合ったのかどうかまでは判りませんが、

 歴史では、オウドンは王族の妻でありながら、

 男と見れば貴族、平民、奴隷ととにかく色目を使い誘惑しまくった。

 民の模範となるべき節度あるふるまいを心がけるはずの王族が

 破廉恥な行為にふけり、都の風紀を乱したとして、

 その罪で最後は処刑されて亡くなりました。

 ドラマではミス・コリアでもあるキム・サランが演じて、

 特に成宗とオウドンの出会いや、次第に互いが本気で惹かれ合っていくように

 なる過程はドラマティックで素敵でした。





オウドンは自分から成宗に近付きました。

 二人の劇的な出会いのシーンです


 


 オウドンから仕掛けた恋は、いつしか彼女にとって大切なものになりました

 ユン氏の生涯を描いたドラマながら、オウドンの存在感は十分にありました。

 オウドンというのは本名ではありません。

 韓国語でオウドンというのは、男を誘惑し淫らな行為にふける女

 というような意味で、とても侮辱的な呼び方です。

 でも、オウドン本人は結構この呼び名が気に入って、

 自分でも実際に使っていたらしいという話も聞いたように思います。

 ドラマでは、親に意に沿わぬ結婚をさせられたものの、

 妻となった男が結婚生活を営めるような体ではなく、なおかつ

 冷淡にあしらわれるのに嫌気がさしてきて

 次第に他の男との情事にふけるようになったという設定でした。

 様々な男たちと浮き名を流しながら、最後に本気で愛したのが

 国王成宗であったのです。

 王はオウドンを何とかして生命だけは助けてやりたいと思いました。

 でも、やはり、無理でした。

  


 罪人とし囚われの身となっているオウドンに成宗がひそかに

 会いにきて、二人は最後の別れを。涙なしには見られません


 最後にオウドンが処刑場へと連行されていく途中、

 立ち止まって空を見上げるシーンがあります。

 画面いっぱいに青空が映り、

 殿下、これがオウドンの心です

 とオウドンが心で愛する王に呼びかけます。

 ここが私は今でも、目に焼き付いています。

  


 処刑シーン。これも可哀想でなりませんでした。

 また、どうしてもオウドンを庇いきれないとなったとき、

 王が泣きながら処刑を命じる書状に王印を押すシーンも印象的でした。

 オウドンは処刑された後、誰も亡骸を引き取りに来る人もいなかったのですが、

 ずっと側にいて仕えて若い女中が引き取りに来て、

 荷車に乗せて去っていきました。

 女中が泣きながら、

 荷車に乗せられた亡骸に付き添って静かに去っていった場面もよく記憶に

 残っています。

 亡骸にはムシロがかけられていて、

 足だけが覗いていました。

 誰かにこれからどうするのかと尋ねられた女中は

 せめて知り合いの寺に亡骸を運んで荼毘に付して貰います

 と答えていました。

 名作王と私の中では、この逸話も光っています。

 新作には、そのときに瞼に焼き付いたシーンを再現させるような場面があります。

 私は、このオウドンを演じたキム・サランさんのファンにひとめでなりました。

 透明感がありながら、色香があるというのか。

 とてもチマチョゴリの似合う人です。

 まさに時代劇の似合う女優さんた゛と思いました。
 
 後でミス・コリアとなって韓国代表で世界大会に出たとき、

 民族衣装賞を受賞したと聞き、なるほどと納得したものて゛す。


 その後、現代劇で見た彼女もまた時代劇とはちがった

 はつらつとした魅力があり、素敵でした。 

 当時、都中の男という男の心を魅了しというオウドンは

 本当はどのような女性であったのでしょうか。

 単に男好きだったというだけでなく、

 やはり何か、それなりの理由というか、そうならざるを得ない背景が

 あったようにも思います。

 ドラマのオウドンは、本当に薄幸な女性でした。

 でも、歴史は黙して語らず。

 私たちは闇に消え去ったオウドンの真実を想像するしかないのですね。

Posted at 12:21 | この記事のURL | コメント(0)
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