医学博士　蒲原聖可ブログ

「トンカットアリtongkat ali」の発売以降、周りの知り合いに、

「トンカットアリっていうハーブがあるんだけど、知ってる？」

という質問を繰り返してきました。


これまでは

「知らない」「聞いたことない」

という答えばかりだったのですが、やっと

「ああ、トンカットアリね、知ってるよ」

という友人が見つかりました。



なんでも、
「トンカットアリは、日本以外のアジア諸国では、強壮のためのハーブ（生薬）として、よく認知されている」
ということでした。


その友人は、大手広告会社勤務で、米国やアジア諸国への駐在を経験してきています。

アジア諸国駐在中に、その国からマレーシアに行く際には、「トンカットアリ製品を買ってきて」とよく頼まれたのだそうです。

(日本ではあまり認知されていないため、東京からクアラルンプールに行く際には、お土産としてのリクエストはないようです。)


私はマレーシアに行ったことはないため、現地の状況はまったくわかりません。

ただ、先日のブログで紹介しましたように、イギリスの医学専門誌「ネイチャー･メディシン」の記事には、トンカットアリ製品がマレーシアではたくさん販売されていると述べられています。


現在、トンカットアリについては、マレーシア政府が研究を推進しています。

これまでは、基礎研究が中心でしたが、今後、質の高い臨床試験によって効能効果が示されるようになれば、日本でも認知度や利用度が高まると思われます。