キラキラ生活☆

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そういえば、アプローチしてないと書きましたが

ちょっとしてたな



こっそりね



先輩の目が届かない、

２人きりになる方法



はい！！


にゃもお得意の攻撃



Kくんのお宅は

普段お仕事の関係で家にはお母さんとKくんの２人。



な〜んも知らずに、

初めてした時も、Kくんが出た



しかも、お母さんは普段１階に、

Kくんは２階にいるらしく、

干渉的でもない様子。

そして、全然知らなかったんだけど

Kくんちは、ちょっとお金持ちだった


当然、コードレスの




会ってるのに

かなり長電話して困らせてたな


無口相手によく長電話するよね



でも、だと少ししゃべってくれて

なんかうれしかったな


しかも次の日で

いつもの小声で

今度する日は、で何時頃かけるか教えて

なんてKくんの方から言ってきて

びっくりした記憶が。



なんだ、アプローチしてるじゃんね

そんな中、クラスが別々になると発表があり、

次第に毎日するようになっていた。






もうKのことは忘れたよ。

ふられちゃったんだもん、

諦めるしかない。

もうなんとも思ってない。

Kくんとの時間が楽しい。





そう思ってた。








でも、なんで？



また同じクラスになるなんて。


どうやって中学最後の１年乗り越えよう。

気まずいよぉ〜。



近くの席になりませんように。



結局、そうやって意識してるんだよね。



忘れた気になってても

どこかでまだ、引きずってるの。

自分では気づかない。





気づかないふり。





これ以上傷つきたくない。



だから、わたしが好きなのはKくん。






では、話さないことも

では話してた。

いっぱい笑ってくれた。

で聞いたこともない笑い声。

だんだん、Kくんから話題をふってくれるようになった。

なんかもう、告白とかしてないけど

付き合ってるみたいに

２人だけの世界があった。




そして、中学最後の一年、

中３の春が訪れ、

Kと同じクラスになったことで

ある決意をしていた。




そう、Kくんに、

ちゃんと告白しようって。




先輩も、もういなしね












その４月の終わり、

わたしはいつものKくんとので

ちゃんと付き合いたいって

伝えました。




すぐに、俺もそう思ってた。

本当は俺から言わなきゃならないのに

ごめんな。




って言ってくれて、

思わず泣いちゃった。




そして、小さな小さな中学で

そういうことがみんなの耳に入るのは

あっという間のことで

そもそも、一緒に帰る＝付き合ってるだし、
（２人きりだとね）

始めはかなりひやかされる



でも幸せだった、あの頃。



旦那には申し訳ないけどさ、

１番綺麗な思いでかもしんないな。







すごく幸せなのに、

わたしってば、ひどい女。




やっぱ心の隙間に

誰かいるもん。




誰か。




すぐそこに。



つづく。