購入後の食品管理 いつまでなら食べられる? [2008年02月12日(火)]
こんにちは!

食品の期限表示の偽装が連日ニュースになる中、購入時に期限表示を気にしても、
購入後の食品の管理に無頓着な人は、少なくありません。
きちんと管理した場合、
様々な食品の「食べても大丈夫な期間」はどれくらいなのでしょうか?
という内容の記事が産経新聞に掲載されていたので、
読まれた方もいると思いますが紹介します。

食品の期限表示には、「消費期限」と「賞味期限」があります。
消費期限は、弁当やサンドイッチ、食肉など5日以内で悪くなる食品に表示されます。
こちらは、傷みやすいので、必ず期限内に消費する必要があります。

一方、賞味期限は、牛乳や冷凍食品、即席めんなどに表示され、
その期限まで「おいしく食べられる」ことを意味します。
期限を過ぎたら直ちに食べられなくなるわけではなく、およその目安とするものです。
ただ、悩むのは、期限を過ぎた後、どれくらいの期間なら食べても大丈夫なのかという点。

『賞味期限がわかる本』(宝島社)を監修した東京農業大学の徳江教授が、
「保存方法によって食品の状態がまったく違ってくるので、
この食品ならいつまでということは一概にはいえませんが…」と前置きした上で、
目安となる期限を示しました。

…卵
 まず、卵。卵の賞味期限は、実は「生で食べられる日数」のこと。
 食中毒の原因となるサルモネラ菌が急速に増殖を始めるまでの期間とされ、
 採卵日から数えて、夏は16日、春秋は25日、冬は57日以内とされています。
 加熱調理すれば引き続き安心して食べられるが、一般の家庭では冷蔵保存する場合、
 購入してから3週間以内に食べきるのが目安とされます。
 なお、卵の殻には、サルモネラ菌がついていることがあるので、
 他の食品にうつさないためにも、
 保存は、パックに入れたまま冷蔵庫にしまう方が良いそうです。

…牛乳
 期限表示の殆どが賞味期限だが、低温殺菌牛乳では「消費期限」の場合もあるので、
 注意が必要です。
 賞味期限の牛乳は、開封後も10度以下で冷蔵すれば、
 賞味期限日までは飲んでも大丈夫とされます。
 とはいえ、当然ながら酸味や異臭がするものは古くなった証拠です。
 こうした変化が分からず不安ならば、鍋に入れて沸騰させ、
 固まりが出来たり分離したた腐っているとみて、やめたほうが良いそうです。

…納豆
 賞味期限は、1週間から10日で表示されていますが、
 未開封の場合、購入後2週間が食べられる目安。
 「納豆は、もともと腐っているから賞味期限を過ぎても大丈夫」というのは誤解で、
 賞味期限より長く保存するとアンモニア臭がきつくなり、おいしくなくなってしまいます。
 ただ、冷凍すれば2〜3ヶ月はもつので、
 多く買ったときはすぐに冷凍庫で保存すると良いそうです。
 食べるときは、冷蔵庫内でゆっくり解凍を。

…豆腐・こんにゃく
 一度に使いきれないこともある豆腐やこんにゃく。
 豆腐は、開封後1〜2日は大丈夫ですが、保存は密閉容器などに移し、
 きれいな水をひたひたにして冷蔵するのが基本。
 こんにゃくは、未開封なら2ヶ月程度はもちますが、
 開封後はやはり水の中に入れて冷蔵すれば、2〜3日は食べられそうです。

…ペットボトルの水やお茶
 コップに注いで飲み、冷蔵保存する場合は、開封後も1週間程度はもちます。
 ただし、ペットボトルに直接口をつけて飲むと、細菌が繁殖し、
 室温では2時間程度で飲用に適さなくなるので、
 すぐに飲みきれないものは、個人用でもコップに注いで飲むほうが良いそうです。

参考になりましたでしょうか?



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